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  3. いざという時のことを考えてガソリン缶詰を購入

ガソリン缶詰ってなに?どんなときに使える?

ガソリン缶詰っていうのは、ざっくり言うとガソリンを小さな容器に詰めたものです。
いつでも給油できるように携帯しておけるガソリン缶、と考えておくとわかりやすいかもしれませんね。

静岡県に本社がある、ガソリン缶詰株式会社という会社が製造しているみたいです。
バイクに乗っていてガソリンがなくなっても、ガソリンスタンドで給油すればいいと思うかもしれないけれど、災害時や近くにガソリンスタンドがない場合だととっても困りますよね。
とくに災害時は、安全性を保つために給油が一時的にストップすることもあるみたいです。
ガソリンが入っていないとバイクはもちろん動かなくなるので、手で引いて移動するしかありません。
か弱い人からしたら、それは無理な注文です。

そんなときにガソリン缶詰があれば、ガソリンがなくなっちゃっても、非常時や近場にガソリンスタンドがなくても困ることはなくなります。
缶にガソリンをいれて必要なときに使えるので、非常用に備えておくと安心ですね。

携行缶とガソリン缶詰はどう違うの?

ガソリンを持ち運びできるものは、ガソリン缶詰のほかにも携帯缶もあります。
ガソリン缶詰とどう違うのかというと、長期保存できるのかどうかが違います。
ガソリンは空気に触れると、酸化してしまう特性を持つことは知っていますか?
よく密閉された容器でないと、ガソリンが満パンに入った容器でも数ヶ月しか持たないとされているんです。

携帯缶は、ガソリンの酸化を防ぐような処置がほどこされていないのであまり保ちません。
一方、ガソリン缶は缶詰のように密閉された容器にガソリンが入っているため、空気が入り込む隙間がありません。
酸化しにくいため、3年くらいは保ってくれるのです。

ライダーは、普段からもしものときに備えて携帯缶を所持している方も多いのではないでしょうか。
でも、非常時用に購入したものって結局そのまま置きっぱなしになってることはありません?
たとえば、非常時の備蓄とか懐中電灯とかです。

消費期限が過ぎていたり、電池が切れていたりしていて、いざというときに使えないということもありますよね。
携帯缶も同じく数ヶ月しか保たないので、必要なときに役に立たないなんてことも考えられます。
さらにガソリンの場合、劣化したものを使ってしまったらなにが起こるかわからないというリスクがあります。
安全性を考えたら、携帯缶よりも長い期間保つガソリン缶詰を購入したほうがよさそうですよね。

ガソリン缶詰を使う方法と注意すべきポイント

ガソリン缶詰を購入した際に、缶切りと紙ジョウゴが一緒に入っているので確認しましょう。
専用の缶切りで穴を複数個あけて、紙ジョウゴでガソリンを注ぐだけでガソリンを給油できます。
給油の際はすべてのガソリンを出し切って、缶詰のなかを空っぽにしておきましょう。
くれぐれも火のあるところではやらずに、バイクのエンジンを切ってから使用するようにしてくださいね。