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  3. 運転しながらの操作は混乱する

シフトチェンジが難しい

バイクを滑らかに走らせるには、走行中のシーンに合わせてシフトチェンジをスムーズにおこなわないといけません。
しかし、オートマ車限定で免許を取ったので、そもそもなぜギアチェンジをする必要があるのかさえも、理解できていない状態です。

そこで、インストラクターにシフトチェンジの必要性について質問してみることに……。
少ないガソリンで長距離を走るにはシフトダウンが必要であることや、高速で走るにはギアをトップに入れないとならないそうです。
逆に、車輪が空回りしてしまうような場面では、ギアをローにしてエンジンブレーキを効かせる必要があるなど、有意義な話を聞けました。
分からないことは恥ずかしがらずに、積極的にインストラクターに質問することが大切ですね。

ギアを1速に入れてエンジンブレーキを体感

まずはクラッチレベルを握って、ギアを1速に入れてみます。
するとバイクの回転数が当然上がり、ここでアクセルペダルを手前に回すとスタートします。

まずは1速ってどのくらいのパワーで走っているのか、体で学んでみましょう。
次第にエンジンブレーキがかかり、力強い走りであると理解できるようになります。

1速で走っている時に、アクセルを全開にしてしまうと当然のごとく転倒するので要注意!
つまり1速のようにスロー状態で走行するギアの場合は、ゆっくりと走らないといけないのです。
ここでギアを4速に入れてゆっくり走ってしまうと、走行がフラフラしてしまう原因になるので注意しましょう。

低速ギアから高速ギアへのシフトアップが大切

トップギアである4速の時には高速で走って、ローギアの1速、2速などの時には、スピードを抑えて走ることが大事なポイント!
また発進してからギアをただ上げていくのではなく、アクセルを段階的にゆるめながら加速させないといけません。

加速せずにギアだけを上げていっても、空ぶかしをして燃料を無駄にしているだけです。
必ず、1速→2速→3速→4速という段階を追って、バイクを運転しましょう。
そうすると転倒をするリスクも減り、一人前のバイク乗りに1歩近づけますよ。

シフトチェンジする時のスピードも大切

シフトチェンジそのものがシンプルな行為であるからこそ、スピーディーにおこないましょう。
なぜなら、シフトチェンジにもたついてしまうと、バイクが失速してしまいます。

どうしても最初は1つ1つの手順を確認しながらおこなうため、一定のスピードを保ちながらシフトチェンジすることは難しいですね。
だから、停止する前やコーナーに入る前、坂道などではシフトダウンが必要と覚えておきましょう。
逆に、教習所の直線コースなど、コーナーがない所や一時停止の標識がない場所では3速で走りますよ。
このようにどのシーンでどのギアを使用するのか、あらかじめ理解しておくことも必要です。