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  3. 初教習は本当に怖かった

憧れの初教習

楽しみにしていた初教習日だったけれど、前日は緊張のあまり眠れずに寝不足状態で参加することに……。
お迎えのスクールバスに乗り、教習所が近づくに連れて不安な気持ちでいっぱいです。
教習所に到着後は、受付で手続きをして女子更衣室で着替えます。

ひとりずつ鍵付きの個別ロッカーが完備されていて、スマホやお財布などの貴重品を入れて置けるから安心です。
走行中に自宅の鍵やスマホを落とす心配がありませんね。

身支度をしよう!

バイクはライダーの全身がむき出し状態だから、転倒したり、自動車と接触した時に、命の危険にさらされるリスクの高い乗り物ですね。
ちょっとした事故が自分の身に大きな危険を及ぼす可能性が高いからこそ、身支度が大切!

「ヘルメットをかぶっているから大丈夫」と甘く考える方も少なくないけれども、胸部や背骨を骨折する危険があるからプロテクターは必需品ですよ。
警察署でもライダーのみなさんに、走行中はプロテクターを身につけるようにと呼びかけています。

教習場ではプロテクター、肘あてや膝あて、さらにブーツなど、ライディングに必要なものを一式借りられます。
しかも、シャワー室が完備されている教習所も増えていることも、女性ライダーにとってうれしいポイントですね。

インストラクターの話は真剣に聞こう

バイクは自動車のように、インストラクターが一緒に同乗できない乗り物だから、走行中のトラブルはすべて自己責任!
自動車教習なら危険な時にインストラクターが車を停止できるけれど、バイクの場合にはブレー操作も、アクセル操作も自分でしかおこなえないから覚悟が必要です。

だから指導するインストラクターも、受講生が実技中にケガをしないように真剣に指導しています。
バイクはシフト操作やブレーキ操作など、走行中の操作がとても複雑だからこそ、インストラクターの説明を一言一句聞き逃さないくらいの真剣な態度で授業に臨みましょう。

一通り説明が終わった後は、いよいよ実技に……。
と言っても、最初はバイクをスタンドに立てた状態でエンジンを始動しますよ。
自動車と違ってエンジンがまる裸な分、「ブ ォォォ〜」ととにかく音が凄くて、怖いとさえ感じられます。

アクセルをフル状態にしてみたけれども、アクセルの加減が分からずに四苦八苦しても大丈夫。
シフトチェンジを数回練習した後は、センタースタンドを外して走行してみましょう。

1回目から補修決定

センタースタンドを外すと、バイクの重みがズッシリと……。
ギアをローに入れてクラッチをつなぐと、フラフラしながらもなんとか発進できました!
インストラクターの合図に従って、走っては止まってを何度か繰り返します。

怖くてアクセルをあげずに走行していたのが悪かったみたいで、何回もバランスを崩してしまいました。
結局、1回の実技講習では発進と停止さえもままならずに、初回時から補修が決定です。