「ばくおん!!」では凜ちゃんのカタナ400が水没メーター戻し (犯罪) だった! って発覚するシーンがあるんだけど、ここでふと疑問に思ったのが、バイクを洗車するときどうするんだろうってことだった。
雨に濡れても大丈夫だし、洗車もできるけど、水没させたらダメージを負ってしまう。ということは、水に濡らしちゃいけない部位があるということだ。
水を使う派・使わない派に分かれる
洗車について、バイク乗りの叔父さんのメンテでも見せてもらうかーと思ってたけど、叔父さんはこまめにメンテするから基本は「水なし洗車」派らしい。泥だらけにならないように、雨の日にはできるだけ乗らないようにしてるんだって。
水なし洗車……矛盾してる感じもするけど、そういうのもあるんだな。洗車とはいえ、さほど汚れていなければ水に濡らさなくてもいいのか。
水気がNGなパーツ
まず、水に濡らしてはいけないパーツは以下の通り。
- マフラーの排気口
- 鍵穴
- ライトやメーター
ここは水が入りやすくて錆びの原因になるから、防水対策が必要。でも、「ちょっとでも濡れたらNG!」ってほどの繊細さではない。洗い終わったらしっかり拭きあげて水気を取ることで錆びを防ぐ。
水洗いするときには、マスキングテープで目張りしておくのが安心だね。
バイクを水あり洗車する方法
バイクは雨の日でも走れるよう、上・前方向からくる水には耐えられる設計になってる。水をかけるときは上方向、もしくはバイクの前方からかけるのがセオリー。
水あり洗車なら1.5~2か月に1回を目安に洗車するのがいい。
気温が低い日を狙え!
洗車日和なのは「曇り」。それが難しければ、朝か夕方に洗車する。理由は、気温が低いから。
気温が高いと水が蒸発しやすいから、拭きあげる前に渇いてしまって、水垢やウォータースポットの原因になってしまうんだよね。
洗車後はチェーンメンテ
洗車をした後はオイルが流れてしまうから、水洗い洗車の後にはチェーンの注油を忘れずにやろう。
洗車後にクリーナーでピカピカにして、チェーンを回しながら油を差していく。回転するチェーンホイールに巻き込まれると危ないから、エンジンをかけたままチェーンメンテをするのはやめよう。
洗車機はNG
ガソリンスタンドにあるドライブスルーの洗車機に入れられたら楽なんだろうな~と思ったけど、やっぱり普通の洗車機には入れられないらしい。
バイクは後方・下方から水を浴びるような設計になっていないんだって。だから横からも下からも水で洗い流そうとするとバイクを傷つけるかもしれない。
高圧洗浄機がある場所ならバイクが洗えるらしいけど、結局は手洗いだからなあ。あと、高圧洗浄機も塗装が剥げたりパーツが傷ついたりするので、高圧洗浄機はバイクの洗車に向いてないらしい。まあ自然な水圧じゃないし……。
でも、海外にはバイク用の洗車機があるとか。うらやましい。