バイクは自動車専用の駐車場を利用できるの?
自動車専用の駐車場はたくさんあるのに、バイク専用のパーキングって少ないですね。
そうかと言って、路上駐車はライダーとしてやってはいけないNG行為!
もちろん、駐車禁止の区域にバイクを停めると、取り締まりの対象になってしまうから注意しましょう。
一方で、「バイクって自動車専用の駐車場に停めらるるのかな」と疑問に感じる部分ですね。
道路交通法の規定によると、総排気量が50cc以下の原動付き自転車までは「自転車」とみなされます。
つまり、総排気量が51cc以上のバイクは「自動車」扱いになるので、自動車専用駐車場の利用が認められています。
ただし、何かしらの拍子にバイクが倒れたときに、隣に停まっている車を傷つけてしまう可能性も……。
トラブルを防ぐためにも、バイク専用の駐車場がある時にはそちらを使用するようにしてください。
もし、バイク専用の駐車場が見当たらない時には、隣の車と1台分スペースを空けて車両を置くなど配慮しましょう。
バイクを路駐すると反則金はどのくらい?
2006年以降、自動車とバイクの路上駐車の取り締まりがより一層厳しくなっています。
取り締まり後すぐに車を移動できる場合の反則金は、駐車停車区域ならば6,000円、駐車禁止エリアは7,000円です。
しかし、長時間車を放置すると、どちらの区域も3,000円ずつ金額が跳ね上がるから要注意!
また、停車してはならない場所にバイクを停めたことで、もらい事故に遭遇する危険もありますよ。
時には、消防車や救急車などの進行を妨げる恐れもあるから、バイクの路上駐車は止めましょう。
日本二輪車安全協会からバイクの駐車場を探してみよう
日本二輪車安全協会はバイク乗りのみなさんが安心してバイクライティングを楽しめるように、さまざまな取り組みをしている団体です。
こちらの公式サイト内トップページにある「利用環境」をクリックもしくは、タップすると「全国バイク駐車場案内」が表記されます。
月極か、時間貸しか、さらに総排気量を選択してから、駐車場を利用したいエリアの都道府県名と地域名を入力するだけと手続きが簡単だから、スマホやパソコンの操作に不慣れな方でも、サクッと駐車場を検索できますよ。
パーキング・チケットタイプの駐車場もある
パーキング・チケットタイプのバイク専用駐車場に愛車を停める場合には、車両がきちんと感知されているか確認しましょう。
ツーリングなどで複数台で移動する時でも、1つのスペースに駐車できるのは1台のみなのでルールをしっかり守ってくださいね。
また、パーキングチケットが風などで飛ばされてしまうと、駐車違反の取り締まり対象になります。
トラブルを防ぐためにも、タンクなどのチケットが見えやすい場所に、駐車券をしっかり貼り付けておきましょう。